自社の商品をもっと多くに人に知って欲しい。
もっと売上をアップしたい。
となると、結局のところ
じゃあ、何をすればいいの?
ということになるのですが・・・
今回はその点について、一つの解決策をお伝えできればと思います。
目次
売上アップ対策 その1
広告宣伝にお金をつかう。
チラシを配布したり・・・
インターネットで広告したり・・・
しかし、お金をかけて広告してもお客様に購入してもらわなければ、結局売上アップには結びつきません。
お客様を増やす行為には、少なからずお金がかかるというリスクが伴います。
売上アップ対策 その2
商品・サービスの価格アップに踏み切る。
ですが、この対策には抵抗を感じる経営者さんが多いと思います。
『値上げなんてしたら、もっと来なくなっちゃうじゃん』
と思うわけです。
ただし、商品・サービスの価格以上に価値を提供していれば、価値を分かっている人は残ります。
じゃあ、それ以外の対策は無いのでしょうか?
このように考えると、なかなかリスクを伴わずに売上を上げる方法というのは少ないと思います。
ところが、ここに
どんな業種でも
どんな業界でも
通用する
売上アップ対策
があります。
リスク無く、費用も抑えて売上アップ!?
「うさんくさい・・・」とお思いでしょうが、とりあえず最後までお読みください。
この対策は、あなた自身で行うこともできます。費用はとりあえず3,000円もあればいいのではないでしょうか。
その対策とは・・・
『取引の止まっている既存のお客様に案内を出してみること』
です。
え!? それだけ?
と思うかもしれませんが、お客様を増やすために広告宣伝するより断然コスパがいいことは実証済みです。
その理由をお伝えします。
既存のお客様に案内を出す理由
まず、既存のお客様は
あなたの扱っている商品やサービスのことを知っています。
そして何より、
あなたの顔を知っていたり、会社のことも知っています。
人は出来ることなら
自分の知っている人や会社から商品・サービスを買いたい
と思っています。あなたもそうだと思いますがいかがでしょうか?
つまり、現時点で
見ず知らずの新規集客にお金をかけるより、既存顧客にアプローチした方が費用対効果が高く、リスクも低い
ということです。
「お客様に認知されている」というのは「あなたの強み」ですし、あなたが長い年月をかけて築き上げてきた資産です。
それを有効活用することは、ビジネスを有利に進める鉄則ではないでしょうか。
ほったらかしになっている既存のお客様
多くの経営者さまに集客のアドバイスをしてきました。
その中で「新規、新規・・・」と新規獲得に目を向けている経営者様は多いのですが、既存顧客に目を向けている経営者さんは少ないという事実。
そして運よく新規を獲得し、一旦取引が始まってしまえばほったらかしにされるお客様が多い事実。
誰だって、ほったらかしにされていい気分はしないですよね。
その結果、せっかく始まった取引がだんだん少なくなって、あえなく終わりを迎えます。
そして、また新規獲得に奔走することになります。
でもまた取引が終わって、次の新規獲得へ・・・
つまり
「取引の終焉」の原因を作っているのは、ほったらかしにした自分
にあって、その状況を変えない限り、いつまでも不安定な新規集客を続けなければならないという「負のスパイラル」に陥るのではないでしょうか。
相手の業態変化もありますが、ほとんどの場合は
相手の都合で取引が終わる訳ではない
ということを肝に銘じておくべきです。
また、
利益を運んできてくれるのは既存顧客だ
という事実も認識すべきです。
人と人の関係性が叫ばれている今だからこそ、もっと既存顧客さんを大切にしなければなりません。
具体的な取り組み方
まずは売上台帳とか顧客名簿とかをペラペラっとめくって、まずは取引が終わって間もないお客様をピックアップします。
電話で直接お話する事が出来ればそれが一番ですが、相手の都合もあったりしますので、
おハガキを出してみる
ことをお勧めします。
電子メールという手もありますが、ハガキの効果にはかないません。
ハガキと電子メール、どちらがもらって嬉しいかと訊ねられれば、圧倒的にハガキと答える人が多いでしょう。
電子メールは手軽ですが、手軽ゆえに想いが伝わってこないからです。
何を書くかについては、例えば
「ご連絡(あるいは取引)がございませんでしたが、何か問題でもありましたでしょうか?」
と、相手の状況に焦点を当てて文章を作成します。
ポイントとしては
- 手書きで
- インクは黒か青で
- 切手をしっかり貼って出す(後納郵便とか使わない)
ことです。
大切なことは「今」取り組むこと。
もし、あなたがこの記事を読んで、
「そういえば、自分もほったらかしにしているかも・・・」
と感じたら、今が行動に移す時です。
自分の都合で、相手との関係が疎遠になったとしてもハガキをもらって嫌な気にはなりませんし、それでお取引がまた始まったら以前にも増して素晴らしい関係性が築かれるでしょう。
行動に移すポイントとしては、「相手はどう思うだろうか?」と余計なことは考えずやると決めて、ササッと取り掛かることです。
おハガキ一枚でできる「売上アップ対策」、あなたも始めてみませんか?