春先の良く晴れた昼下がり。
私が車を運転していると、
ゆっくりと歩道を散歩している猫の姿が目に入りました。
日向ぼっこを楽しむかのようにゆっくりとした動きに、
車道に飛び出てくる気配は感じませんでした。
しかし、もうすぐ猫の横を通り過ぎる。。。というまさにその瞬間、
急に立ち止まって、振り返ったのです。
猫と目が合う私。
通り過ぎる車にではなく、明らかに私の顔を見たのです。
何が猫にそうさせたのか。
私の視線を感じたのでしょうか?
特にじっと見ていた訳でもなかったのですが。。。
猫でも無意識に見てしまうもの・・・「顔」
他にも・・・
●空に浮かぶ雲や、車のフロントライトやバンパーを見て「なんとなく顔に似てるな~」と思ったり。。。
●床や壁の何気ない模様の中に「顔」を探してしまったり。。。
●テレビCMなど、特に意識していなくても、自然とそこにある「顔」に視線を落としてしまったり。。。
特に意識している訳でもないのに、気が付けば「顔」を探したりした経験は、あなたにもあると思います。
そして、これはあなただけのことではなく、みんな同じ経験をしています。
「人は人の顔に惹かれる」法則
人が無意識に顔に惹かれる理由は様々ですが、私はこう思います。
人は生まれてすぐには自分の命が守れない。
↓
人に守ってもらう必要がある。
そのために自分を産んでくれた、母親の顔を認識しようとする。
つまり、人が「人の顔」を無意識に認識しようとするのは、生きるための本能である。
他にも、人が社会生活を営むうえでも、他人と協調していくためにも「顔を認識する(表情を察する)」必要があったとかいろいろ考えられますが、いずれにしろ人にとっては生きるための本能の様です。
アイキャッチに「人の顔」を使おう!

アイキャッチとは・・・
簡単に言えば、見る人の視線をとらえるための画像や映像のこと。
「人の顔」は本能に働きかけるため、アイキャッチ効果は絶大です。
そこで
- 普段配っているチラシに、顔写真(イラスト)を入れてみる。
- 無機質で人気(ひとけ)のないホームページにも人(顔)を入れてみる。
- 店頭でのPOPにも、紹介文の中で人物を登場させる。
また、SNSの投稿やブログでの投稿にも同じことが言えます。
人の顔が映っている投稿は「いいね!」やシェアがされやすい傾向にあります。
チラシを入れたり、POPを店頭に飾っても、相手が気づいて見てくれなければ、集客や売上アップには結びつきません。
しかし、「顔」を載せるだけで、無意識に相手の興味を惹きつけ、その結果、チラシの内容を見てもらえるようになったり、店頭で立ち止まってPOPを興味深くみてもらえるようになるのなら、利用しない手はありません。
あなたも「人の興味を惹く」ために、どこかに「人の顔」を利用できないか考えてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。