以前amazonでスマホの保護シールを買ったときのこと。

商品と一緒に上のメッセージが入っていました。

担当者の名前とメッセージが自筆で書かれており、何とか読んでほしくて書いたんだろうなと感じられました。

防水ケースのプレゼントも嬉しいのですが、それよりも心に響いたのは自筆で書かれたメッセージでしたし、このような取り組みをしている会社さんは素敵だなと感じました。

次にまた同じようなものが必要になった時は、こちらのお店をとりあえず見てみよう・・・と思います。

ほんのちょっとの努力が大きな差となる

文章は定型文で、購入した人には同じようにメモを送っていることと思います。

ですが、たった1枚のメモで、このお店は購入者に自社を印象付け、あまたあるライバル店より頭一つリードしたのです。

このメモを書いて送ることに要した時間や労力は、ほんとうにちょこっとのことです。しかし、やり続けていれば必ずファンになってくれる人が現れ、その結果は後々ついてくることでしょう。

「ちょっとした努力」を見直そう!

アナログからデジタルへの流れが加速していますが、人の心に響くのは、やはりデジタルよりアナログ的なものの方が強いと感じます。

例えば皆さんも、電子メール(e-mail)で返事をもらうより、はがきで返事をもらった方が嬉しい といった経験があると思います。

今、社会がデジタル化に大きく舵を切っていますが、人の心に響くのは「アナログが強い」ことを考えれば、いずれアナログ的な集客手法が見直される時が来ます。

手書きでメモを作ったり、はがきを出したりすることは、時間もかかりますしお金もかかりますが、デジタルの「便利だから、楽だから」といった部分にだけ目を向けるのではなく、「心に響くのはアナログなのかデジタルなのか」という観点で考えて、今一度「アナログ手法での効果」に目を向ける必要があると感じています。

今まで集客対策をしてきて、ちょっとのことが、大きな成果に結びつくのは、見てきました。

もしまだ、あなたのビジネスでは何もしていないようなら、ちょっとの予算で何ができるか考えて、実行してみてはいかがでしょうか。