ありふれたピザの写真。

しかし単純にこの写真を見せられても、この写真を見ている人に「食べたい」と言う欲求は起こらない。

ではどうする?
この文章に少しずつ言葉や文字を加えていこう。


STEP.1 ピザ。

STEP.2 できたてあつあつのピザ。

STEP.3 できたてあつあつのピザ。熱いから気を付けて!

STEP.4 生地は今朝つくりたて。できたてあつあつのピザをどうぞ。熱いから気を付けて!

STEP.5 ジューシーな朝採りトマトを贅沢に使い、私たちの菜園で摂ったフレッシュハーブもトッピング。生地は今朝つくりたて。チーズにもこだわって、コシのあるモッツァレラをふんだんに使いました。イタリア直輸入の石窯で焼き上げた、できたてあつあつのピザをどうぞ。熱いから気を付けて!さあ、がぶりとかみつこう。


イメージがパッと思い浮かぶ「ピザ」になった。

ピザ

ただ、言葉や文を増やしていくと言う事だけではなく、視覚的にイメージできる形容詞を使う事で、思わず食べたくなる「ピザ」の説明文になる。

例えば、イタリア料理店が、他の料理も同じように説明すれば「食べたい」と思うお客様が増えて客単価がアップするかもしれない。
「ピザ」と書いてあるよりは、数倍魅力的だろう。

この技術は、日本料理でも中華でもフレンチでも使える。
さらに飲食業界だけしか使えないと言う事もない。

ファッション業界でも、自動車産業でも、医者や弁護士だって自分の提供しているサービスを、魅力的に伝える事は出来る。

ちょっと練習すれば、誰でも魅力的な文章は書ける。
ただし修飾語で飾り過ぎると嘘くさくなるので、ほどほどに。


さあ、あなたも練習してみよう。