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この世界に何百、何千とある広告手段。でも、広告の目的はたった一つ。

『広告を見た人に行動を促す事』

では、どのような広告をつくれば、消費者に行動を促す事が出来るのでしょうか?
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その答えは、人間に生まれつきプログラムされている「8つの欲求」を刺激することです。

8つの欲求とは?

  1. 生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい。
  2. 食べ物、飲み物を味わいたい。
  3. 恐怖、痛み、危機を免れたい。
  4. 性的に交わりたい。
  5. 快適に暮らしたい。
  6. 他人に勝り、世の中に後れをとりたくない。
  7. 愛する人を気遣い、守りたい。
  8. 社会的に認められたい。

これが8つの欲求です。

おいしそうな食べ物があれば、自分も食べてみたい・・・。
楽しそうな事は、自分も楽しみたい・・・。

これらは人間の本質的な欲求のため、広告にうまく取り込めれば、その効果は目を見張るものになります。

学習塾で生徒を呼び込みたい時

この8つの欲求を使って、例えば、学習塾で生徒さんを呼び寄せたいとき、チラシの一番目立つ部分にこんな文言を記載したらどうでしょうか?

『あなたのお子さんは、この数式が解けますか?』

チラシをみた親御さんが実際にお子さんを呼んで、数式を見せます。

「これ、分かる?」

子供はいやいやながらも解こうとします。 しかし、なかなか解く事が出来ません。その状況に、両親は子どもの事を考え、学習塾への申し込みを考え始めるかもしれません。

これは、上記の⑥⑦あたりの欲求を刺激しています。

スマートフォンの買い替えを売り込む時

例えば、まだスマートフォンを利用していない人に買い替えを売り込みたいなら、こんな文言を記載します。

『人前に出すのに、ちょっと恥ずかしいと思ったことは無いですか?』

実際にガラケーを使っていて、そう思った事のある人には響きます。
これは⑥の感情です。

さらに

『初めての場所でも、スマホなら迷わず目的地にたどり着けます』

とすれば、実際に困った事のある人にとっては「やっぱり必要かな」と思い始めます。
これは⑤の欲求を刺激しています。

実際には価格だったり、機能面などを考慮して買うかどうかを検討しますが、最初のきっかけは8つの欲求を刺激した事です。

まとめ

人に行動を促す「8つの欲求」を頭の片隅に入れて、自分の扱っている商品・サービスが「8つの欲求のどれを刺激する事が出来るのか?」を考えながら広告を作成するだけで、今までとは違った反応を引き出すことに繋がります。

広告を作成する時は、是非参考にしてみてください。