「もっと多くの人に商品を知ってほしい」
「もっと売上をアップしたい」

そう考えると、多くの経営者様は、「広告費を使って新規顧客を増やす」という選択肢に走りがちです。しかし、そこには必ず費用リスクが伴います。

さらに、商品やサービスの値上げで売上を増やそうにも、お客様が離れてしまうのではないかという不安がつきまとうでしょう。

このように、リスクを伴わずに売上を上げる方法はないのでしょうか?

実は、

どんな業種でも
どんな業界でも
通用する
低リスクかつ低予算の

売上アップ対策

があります。今回はその秘策についてお伝えします。

その答えは「過去に取引のあった顧客」に連絡を取ること

「え、それだけ?」と思われるかもしれません。しかし、これは、新規顧客を獲得するために広告宣伝をするよりも、断然コストパフォーマンスが高いことが実証済みです。

その理由は、以下のシンプルな事実にあります。

既存顧客は、あなたのことを知っているということ

新規の見込み客は、あなたのことやあなたの会社、そして提供する商品やサービスを全く知りません。しかし、過去に一度でも取引があったお客様は違います。

彼らはすでに、あなたの会社の存在、そして商品の価値を知っているのです。

人は、できることなら自分の知っている人や会社から商品・サービスを買いたいと思うものです。あなたもそうではないでしょうか?

この「認知されている」という事実は、新規集客にはない、あなたのビジネスの最大の「強み」であり、長い年月をかけて築き上げてきた貴重な資産なのです。

利益を運んでくれるのは、既存顧客だということ

多くの経営者様にお会いする中で、驚くほど多くの方が、新規顧客の獲得ばかりに目を向け、一度取引が始まってしまった既存顧客を「放置」しているという事実があります。

誰だって、ほったらかしにされていい気分はしません。その結果、せっかく始まった取引が終わり、また次の新規獲得に奔走する…という「負のスパイラル」に陥ってしまいます。

この「取引の終焉」の原因を作っているのは、他でもない「放置」した自分自身にあることを肝に銘じるべきです。そして、何より覚えておいてほしいのは、安定した利益を運んでくれるのは、常にあなたの既存顧客だということです。

たった1枚のハガキで、「過去に取引のあった顧客」を引き戻す方法

具体的な方法をお伝えします。

まずは、売上台帳や顧客名簿をめくり、最近取引が途絶えてしまったお客様を数人ピックアップしてください。

そして、1枚のハガキを送ってみることを強くお勧めします。

郵便はがきで既存顧客維持

なぜメールではなくハガキなのか?

電子メールは手軽ですが、手軽さゆえに「想い」が伝わりにくいものです。一方、ハガキは手間がかかるからこそ、受け取った相手に「わざわざ送ってくれたんだ」という感動と、あなたの「気にかけてくれている」という気持ちが伝わります。

ハガキに書く内容は、例えば次のように、相手の状況に焦点を当てることがポイントです。

「ご連絡(あるいは取引)がございませんでしたが、何か問題でもありましたでしょうか?」

さらに、以下の3つのポイントを意識してください。

  • 手書きで
  • インクは黒か青で
  • 切手をしっかり貼って出す(後納郵便とか使わない)

手書きで出すのは、あなたの温かさを加えるため。インクを黒か青を使うのは、丁寧な印象を与えるため。切手を貼るのは、大量に送付しているのではないと暗に示すためです。

大切なことは「今すぐ」行動すること

もし、あなたがこの記事を読んで、

「そういえば、あの人にも長いこと連絡してないな…」

と感じたら、今が行動に移す最高のチャンスです。

自分の都合で、相手との関係が疎遠になったとしてもハガキをもらって嫌な気にはなりませんし、それでお取引がまた始まったら以前にも増して素晴らしい関係性が築かれるでしょう。

行動に移すポイントとしては、「相手はどう思うだろう?」と余計なことは考えず、まずはやると決めて、サッとハガキを用意して取り掛かることです。

おハガキ一枚でできる「売上アップ対策」、あなたも始めてみませんか?

山梨集客ドットコムでは、「既存顧客の維持」対策として、ハガキを使った販促戦略も提供しています。どのような文章にすればより響くかといったご相談も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。