Googleが無料で提供している店舗検索ツール「Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)」を利用することで、お客様のスマホに店舗が表示された時に
- 臨時休業しています。
- テイクアウト、デリバリーが可能です。
といった情報を伝えることができます。
いち早く情報を伝えるには、FacebookやInstagram、twitterといったSNSが有利ですが、情報が埋もれて伝えられなかったり、情報が届かずに来店してしまう人もいます。
その点を補えるのが、店舗が検索されたら誰にでも情報を伝えられる「Googleビジネスプロフィール」の強みです。SNSのように情報が埋もれてしまうことはありません。
なので、できる限りSNSとGoogleビジネスプロフィールを併用し、お客様にタイムリーな情報を提供できるようにしましょう。
それではGoogleビジネスプロフィールを使った「臨時休業」「テイクアウト」の設定方法をみていきましょう。
今回の記事は、Googleビジネスプロフィールの管理者向けの記事となります。まだGoogleビジネスプロフィーを利用していない方、オーナー確認が済んでいない方は、以下の記事を参考にGoogleビジネスプロフィールの設定、オーナー確認を完了させてからご対応ください。
目次
「臨時休業」を伝える手順
GoogleマップとGoogle検索で「臨時休業」または「閉業」と表示されるようにします。
次のような場合は、ビジネス情報に「臨時休業」マークを付けます。
- 連続して 7 日間以上休業する期間は場合。
- 期間は不明だが休業する場合。
ビジネスに「臨時休業」のマークを付けると、ユーザーがビジネスを名前で検索したときに、一時的に休業しているだけであることがわかるようになります。これにより、休業中であることを知らずに来店したユーザーをがっかりさせてしまうのを防ぐことができます。
※臨時休業のマークを付けると、Googleマップなどで店舗が表示されなくなります。そのため、「テイクアウト」や「デリバリー」を開始した場合は、臨時休業マークは付けないようにしましょう。
Googleマイビジネスにログイン
Googleマイビジネスにログインし、「情報」をクリックします。
「休業マークを付ける」をクリック
「休業マークを付ける」という部分をクリックします。(PCでは右サイドの中央部分にあります)
「このビジネスに臨時休業のマークを付けますか?」と訊いてくるので、「マークを付ける」をクリックします。
Googleマイビジネス上での見え方
Googleマイビジネスで検索されると、以下の画像のように「赤い帯が入り、臨時休業と表示」されます。
営業再開時の対応
Googleマイビジネスにログイン → 「情報」のページに「営業中としてマーク」とクリックします。すると、ステップ4で表示されていた赤い帯などは消えます。
「テイクアウト」「デリバリー」を伝える手順
Googleマイビジネスにログイン
Googleマイビジネスにログイン → 「情報」をクリックします。
「情報」→「属性」に進む
「情報」のページ内に「属性」という部分(以下の□囲みの部分)をクリックします。
ステップ3 「テイクアウト」や「事前注文が可能なお店」といった該当する箇所をクリックすると ✅が入り、水色に変わります。その後「適用」をクリックして完了です。
《注意事項》
上記の「属性」の部分に「テイクアウト」や「宅配可能」などが表示されない場合、「カテゴリ」の修正が必要です。
店名の下に「カテゴリ」(□囲みの部分)がありますので、鉛筆マークをクリックしてカテゴリを修正しましょう。
これでお客様がGoogleで「テイクアウト」「デリバリー」と言ったキーワードで店舗検索した場合、店舗がGoogleマップ上に表示されます。
次に行うのは、テイクアウトのメニュー表示です。そちらの設定方法もお伝えします。
商品を登録する
Googleマイビジネスにログイン → 「商品」 で追加します。
●写真(必須)・・・商品の魅力が伝わる写真をアップします。特に料理の写真は「写り」が大切です。ぼやけた写真、暗い写真ではなく、鮮明な写真を使いましょう。
●商品・サービス名(必須)・・・なるべく詳しく伝えましょう。例)×ステーキ → 〇甲州ワインビーフの厚切りステーキ
●商品カテゴリ(必須)・・・「テイクアウト」といったカテゴリを作り、提供できる商品を追加しましょう。
●商品の価格(任意)・・・価格に幅があるときは価格帯でも可能。価格は利用者の購入行動に大きく左右するため、記載すべきです。
●商品の説明(任意)・・・こちらも任意ですが、できるだけ商品の魅力を利用者に伝えるようにしましょう。
記入が終了したら、「保存」します。
投稿する
Googleマイビジネスにログイン → 「投稿」 で追加します。
●写真(必須)・・・商品の魅力が伝わる写真をアップします。10枚まで同時にアップできるので、一つの投稿で様々な商品をアピールすることができます。
●投稿を入力(必須)・・・この部分には、利用者が検索するキーワードも盛り込んで記入しましょう。店名・メニュー名・テイクアウトの可否・電話予約の可否・宅配の可否など。この部分に記載した内容は、Googleの検索対象となります。
●ボタンの追加(省略可)・・・電話予約が可能なら「今すぐ電話」や、ホームページに誘導するリンクを張ることができます。
入力が完了したら、「プレビュー」を見て、問題がなければ投稿します。
まとめ
Googleマイビジネスを使った「臨時休業」「テイクアウト」の使い方をお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
Googleでお店を検索している人は、購買意欲の高いお客様です。そのようなお客様に店舗の情報をタイムリーに伝えることは、「しっかり情報提供できているお店」という評価に繋がり、いずれお店の信用アップや売上アップにも繋がってくることでしょう。
是非、Googleマイビジネスを活用して、タイムリーな情報を利用者に提供できるように努めていきましょう。