クライアントとの話し合いで、DMを試してみることとなりました。

さて、DMを送るとなると、最低でも以下のものが必要となります。

  • 印刷したセールスレター(こちらからのオファー)
  • 封筒
  • 送付先リスト

印刷会社で宛名書きから発送まで一括で行ってくれるサービスが今はありますが、当社はあえて「ひと手間かける」ことを楽しんでみようと思いました。

どんなところに「ひと手間」かけるかと言うと

  • 宛名を手書きで書いてみる。
  • 1通ずつ切手を貼って投函する。  など。

封筒もどんな形がいいかな、色はどうしようかな~と、実際にお店に足を運んで選んだものを使うことにしました。

最初は「ちょっとめんどくさいかも~」と思いました。ワンストップサービスに頼むことと比べたら時間も効率もはるかに劣りますし。

でも、実際に封筒にあて名書きしたり、印刷物を封筒に入る様に折り込んで封筒に入れるといったことをしていると、一つ一つの手間が楽しくなってくるのを感じました。

で、最後になりますが「手間をかける意味はあるのか」と言う部分です。

DMを出す目的は「お問い合わせをもらうこと」ですよね。

そのためには、まずは「開封してもらう」必要があります。どんなに魅力的なセールスレターに仕上がっていたとしても、開封して読んでもらわなければ次のアクションは望めません。

その観点から考えると「機械的に印刷された宛名の封筒」「不揃いだけど手書きで書かれた宛名の封筒」だったら、どちらが開封される確率が高いか・・・。

100人に聞いたら、100人が「そりゃ、手書きでしょ」となりませんかね?

「手間や効率に優れているけど、開封されないDM」 と 「手間はかかるけど開封してもらえるDM」だったら、どちらが売上アップに繋がるかは言うまでもありません。

インターネットが発達し、広告と言えばデジタル媒体を活用した広告ばかりに目が行ってしまいます。けれどもそれはどこでも行っていること。

だからこそ「ひと手間かける」ことの重要性が見直されると感じます。

ただ一つ、最終的にはどんなに手間をかけても、相手からの反応に結び付かなければ、かけた手間はムダになってしまいますけどね。