ホームページの移管・運用トラブルを避けるには

立て続けにホームページ移管・運用のトラブルで相談があり、私自身「それってどうなの?」と強く思う事がありました。

そこで、感じた事を書いてみたいと思います。(あくまで私の個人的見解としてお読みください)

ホームページの移管・運用トラブル 事例

Aさんの事例

ホームページ制作会社(Y社)が120万円で提供しているホームページをお客様に販売したAさん。

お客様はホームページに詳しくなかったため、Aさんがページを増設したり、記事を作ったりしてお客様と一緒になって運用していました。

しかしある日、Y社からAさんのもとにメールが届きます。

「ホームページの提供を終了します。今のままでは、ホームページは利用できなくなります」

Y社がホームページの販売を始めてまだ2年ほど。にもかかわらずサービス終了という寝耳に水の連絡。その事にもびっくりしたのですが、お客様のために、自分が「ここなら間違いない」と信じて提案・販売したホームページです。それが使えなくなってはお客様にも申し訳ない。

そこでAさんは、どうすれば今のホームページの運用を続けられるのかY社に聞きました。

するとY社からの回答は、
「ホームページを移せば、今のまま使い続けられます。移管手数料が30,000円くらいかかりますけどね~。早めに対応した方がいいですよ」
とのこと。

Aさんからこのやり取りを聞いて、私は「あり得ない。。。」と思ったのです。久しぶりに腹が立ちました。

販売する時はどうぞどうぞと勧めてくるのに、提供をストップするとなったら相手の事はお構いなし。さらに自社の都合でサービスの提供をストップするのに移管手数料を請求。挙句の果てに「早めに対応した方がいいですよ」というその無神経さ。

全くの他人事としてしか捉えていないY社の対応は、私には到底理解できないものでした。(私もY社の取組を知っていただけに、まさかY社がそんな事をするとは。。。 ショックを通り越して呆れてしまいました)

結局、Aさんは「お客様に迷惑をかける事はできない」という思いと「移管しなければホームページが止まる」という事実に挟まれ、「納得できないまま」自腹でY社に移管手数料を支払うことにしたようです。

Bさんの事例

デザインや管理体制に疑問を覚え、今まで数社でウェブサイトを作り直したBさん。

いまあるウェブサイトは自分の知り合い(Zさん)に依頼して作ってもらったそうです。

完成したウェブサイトは、見た目もきれいで洗練されたものになり喜んでいたBさん。しかし問題はウェブサイトが完成した後に待っていました。

いざ、記事を追加しようとしたところ、Zさんから「記事の追加はできません」とストップが入りました。

IDやパスワードを教えて欲しいとZさんにお願いしても教えてくれません。結局追加できるのは「ニュース」のみ。

Bさんはホームページに書き加えたいことが山ほどありました。自分が提供している商品・サービスのこと、利用してくれたお客様の声。ブログにも記事をアップして、情報を発信していきたいと思っていました。しかし、何もできないのです。

Bさんは、Zさんに「なぜIDやパスワード、記事の追加をさせてくれないのか」を聞きました。

するとZさんから返ってきた答えは「私には、このホームページを健全な状態でインターネット上に表示しておく責任がある。勝手に触られて、表示されなくなっては困る」といった内容だったそうです。

これも私にとっては「あり得ない。。。」ことでした。

Bさんは、もちろんホームページ制作費用としての代金をZさんに支払っています。そのホームページの所有者はBさんだと私は思います。にもかかわらず何もさせてくれない。

あたかも「このホームページは俺が作ったんだから、俺のもの! 誰にも触らせない!」とZさんの所有物のように権利を主張しています。

記事のアップやページの追加はさほど難しい事ではありません。

ZさんはBさんに注意点を教えてあげればいいんです。Bさんが困っているならフォローしてあげればいいんです。そうすれば、Zさんが作ったホームページも、もっと多くの人に見てもらえるようになるのに。そうなったらBさんもZさんもWIN WINの関係なのに。。。と私は思います。

自分の進路をふさいでいるのが巨岩ならまだしも、ほんとに小さな石っころ。ちょっと飛び越えるだけで前に進めるのに、どうしても飛び越えられない。そのイライラ。もどかしさ。ストレス以外の何物でもないその状況に、Bさんは心底辟易していました。

それでも現在Bさんは、ZさんにID、パスワードを教えてくれるよう交渉中です。

それも叶わないなら。。。もうホームページを持つ事を諦めるかもしれません。

移管手数料は払わないといけないの?ホームページは誰のもの?

移管手数料が発生するとか、ホームページの権利は製作者側にあるとか。。。

この手のトラブルが後を絶たないようで、yahooの知恵袋などにも同じような相談事例がたくさん見受けられます。

今回のケースでは契約書は取り交わしていないので、ネットで見ると「契約書を取り交わさなかった依頼者が悪い」「きれいさっぱり全部捨てて、次の業者へ」といった意見が目立ちます。

しかし、本当に依頼者の手落ちなのかと言えば、私はそうは思いません。

法律的には

  • 移管手数料が発生するにしても、事前に合意がなければ、払う必要はない。
  • ホームページの所有権は、依頼者にある。

とのこと。そのままにしておいても物事が進展するわけでもなく、事態はさらに悪化するばかり。そして、依頼者側は間違いなく被害を被っている訳で。。。

確かに、契約書の有無は争点になるところですが、それよりもホームページの制作側としてその対応はどうなのか、そこに誠意はあるのかと強く感じずにはいられませんでした。と同時にアドバイスをするだけで、自分では解決できないことに無力さも感じたわけです。

こういったトラブルに遭わないための対策は?

これらのトラブルの元は、ホームページの制作を全部丸投げでお願いしてしまった事にあります。そのため、依頼者が弱い立場に立たされ、泣き寝入り。。。という状況におちいってしまいます。

そこで解決策として、「ドメインだけでも自分で取得してしまう」のが、一番間違いない方法です。

ドメイン(当社の場合は yamanashisyuukyaku.com という部分)は、年間数千円程度で取得できます。

自分で取得する事で、相手の言いなりになる事も避けることができますし、wixjimdoといったホームページビルダーを使えば、年間2万円弱でホームページを持てます。

当社でもホームページ制作は受けていますが、ドメインの移管は無料で行いますし、ホームページの管理はお客様も一緒にできるようにID・パスワードをお伝えしております

ご自身でドメインを取りたいとか、これからホームページを持ちたいと言った方はお気軽にご相談ください。

完成してしまってからでは。。。もう遅いのですから。

 

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