コアサーバーを使っているクライアントのホームページに、以下の表示が出ていました。
phpが古いままでは、「サイトの表示速度が遅くなる」「外部からの脆弱性が脆くなる」といった面がでてきます。そこで、wordpress5.2.2への更新をしました。
wordpress5.2.2に更新する為には、コアサーバーにあるPHPバージョンのアップが必要でしたので、その対応方法です(備忘録も兼ねて)
目次
対応手順
coreserverにログインし、コントロールパネルからphpを最新版に変更
コアサーバーにログインはこちらから → コアサーバーログイン
サーバーの更新 ➡ サーバーの種類別管理数:コアサーバー をクリック。
コアサーバーの管理・購入画面になり、コントロールパネルをクリックすると以下の画面が現れるので、「サイト設定」をクリック。
phpを変更したいドメインの設定変更(スパナのマーク)をクリック。
phpを73に変更し更新。
wordpressでヴァージョン更新
php7.3 → php7.4に変更してもサイトヘルスに警告が表示される場合
phpは随時ヴァージョンアップしており、2021年3月30日現在、最新のphpヴァージョンはphp8.0.3です。そこでコアサーバーも対応しているかと確認してみるとphp80(小数点は省略)で対応していました。
ただ、php80はまだ対応から日が経っていないかもと思い、php74に変更。
しかし、wordpressのサイトヘルスを見ると、まだphp7.3で動いていると警告表示がでていました。
そこで色々調べてみると、以下のように.htaccessファイルに記述されている「AddHandler application/x-httpd-php73cgi .php」
という記述がphp更新の邪魔をしているようです。
AddHandler application/x-httpd-php73cgi .php
AddDefaultCharset UTF-8
.htaccessに記載されている「AddHandler application/x-httpd-php73cgi .php」が、wordpressをphp7.3で動かすように指定しているようです。
そこで、「AddHandler application/x-httpd-php73cgi .php」の記述のみを削除しました。
その結果、サイトヘルスのテストを通過しました。
まとめ
通常、phpの書き換えを行うときには、FTPソフトなどが必要になりますが、コアサーバーではそのまま書き加えることができます。
コントロールパネルにログインするまでが面倒でしたが、後はすんなりできました。