「山梨のダム湖で鯉釣りができる場所は無いのか?」と思っていたのですが、ある方のFacebook投稿で「琴川ダム」というところがあると知りました。
そこで、下見に行ってきたのでご報告します。(釣りはしませんでした)
目次
琴川ダム(乙女湖)とは
検索して調べてみたところ・・・
山梨県が2007年に竣工した多目的ダムで、国内でも有数の標高の高い位置にあるダムで、ダム湖は「乙女湖」と呼ばれているそうです。
国道140号からダムに続く道はよく整備されています。が、ダム手前約10㎞はくねくね道で見通しが悪く、道幅が狭い箇所もあります。ツーリングで訪れる方も多いため、しっかりカーブミラーを見て、対向車が来ていないことを確認して安全運転でいきましょう。
琴川ダム(乙女湖)
〒404-0001 山梨県山梨市牧丘町柳平4140−61
釣りをするなら遊漁券購入を。
バス釣りは不可。ですがアマゴ・ヤマメ・イワナ・鯉などを釣ることはできます。
尚、遊漁券が必要とのことです。
(恵林寺近くのファミリーマートさんが売ってました)
状況確認
琴川ダムで鯉釣りをする場合、駐車できるのは「湖岸広場」くらいかなと思います。
駐車場が整備されているので、そちらに車を止めて、状況を確認してみました。
湖岸広場
総合案内図や乙女湖の石碑がダムサイトにあります。
目の前に浮桟橋があります。
乗れるかな~と思って近づいてみると、残念ながら湖岸から離れており断念です。
上流部に堰堤があります。
湖畔遊歩道を歩いて、堰堤の方に行ってみました。
堰堤について見ると、堰堤と湖面との段差は約3m。赤土がむき出しになっているところを見ると、約3m減水というところでしょうか。
ダム湖が満水なら、ちょうど堰堤の高さくらいまで湖面が来るのでしょうね。
流れの中に魚影が無いか、必死に目を凝らして見てみましたが、何も見えませんでした。
ここまで観た感じでは、釣りができるとすれば浮桟橋正面ぐらいか、上の写真の堰堤の右側のスロープになっているところ(湖畔遊歩道から入れるのだろうか?)ぐらいです。
今度は、浮桟橋の下流部に行ってみました。
安全面や駐車場からの距離などを考えれば、ここが一番だと感じました。
岸が土・砂利で沖に向かってなだらかなカケアガリになっています。
堰堤に近い方はドン深になっているようなので、狙うならここから湖に向かってちょい投げかなと感じました。
管理棟広場
琴川ダムの下流部になります。
ずっと湖面を見ていたのですが、湖面にもじりが出ることもなく・・・魚の活性が低いのかそもそもあまり数がいないのか、それとも時期が早いのか・・・。
スマホのコンパスで標高を測ってみると1470mでした。
途中で水にも触ったが確かに冷たい。アマゴ・イワナといった冷水を好む魚が釣れるくらいだから、6月下旬とはいえ、温水を好む鯉には時期的にまだちょっと早いのかもしれません。
乙女湖大橋
総合案内図をみると、湖面に1本、橋が架かっています。そちらにも行ってみました。
何か動くものはいないのか? と思い、思わず小石を投げてみたものの、全く動きはありません。
左側に煙が立っているお家が見えます。
「ホトリニテ hotorinite」さんという旅館のようです。山中湖からこちらに移ってきたようですね。詳しくは以下のURLからご確認ください。
http://www.hotorinite.com/
よく見ると、道のような部分が見えます。なので、釣りをして、疲れたらホトリニテさんで温泉に入り、泊まって帰る・・・。なんかいいですね!
まとめ
今回はとりあえず下見という事で気の赴くままに行ってみたのですが、当日は曇り。琴川ダムについたのは午後3時ころでした。
バス釣りができないため釣り人は一人もおらず、ツーリングで訪れた人が数人いるだけ。すごく静かなダム湖で、まだ鯉の時期としては早いと感じる状況。平地では釣りにならない真夏から秋以降なら鯉も釣れるのかなという感じです。
今度行くときは、静かなダム湖畔で、のんびりと釣り糸を垂れてみたいと思います。
<おまけ>
琴川ダムからの帰りにこんな立派な木が道沿いにあることに気付きました。
気付いた瞬間ビビッときて、お地蔵様に挨拶。今日ここに無事に来れたことを感謝しました。そして木に触れて、水を飲んで(ほんとに冷たい)・・・。
琴川ダムからの帰り、1㎞ぐらい下ったところの左側にあります。道幅が広くなっているので気付きやすいと思います。
通りかかった方は、是非こちらにも注意してみて下さいね!